春が来たなとおもうもの

15 2月

寒い日と温かい日が繰り返し来ていて、だんだん春らしくなってきましたね。
春が来たなとおもうもの、私はつくしです。
ある晩、母が読んでくれた絵本に、つくしを食べるという話があって、つく氏が食べられるんだと知った私。

次の日、河原で夢中になってつくしを摘んで、家に持って帰りました。
つくしが灰汁が強くて、調理が面倒なうえに、でき上がった料理はほろ苦くて子どもがこのむ味でないことも知らず得意顔でたくさんのつくしを持って帰った私。

困り顔で母が作ってくれたつくしのおひたしは、苦くて涙が出ました。
一生懸命取ってきたのに、となく私に、おいしいよと言って両親が食べてくれたという、つくしと同様にほろ苦い思い出です。
今では、絶対つむことはないですが、あの頃の思い出とともに春が来たなと思うのです。